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胚盤胞移植そして母と私

昨日2回目の胚移植を受けてきました。胚盤胞移植。
結局 卵が胚盤胞まで育ったのは3つでした。
19分の3。難しいのね。
1つ戻して 後は凍結することに。

移植の後は 5時間 病院のベッドの上でうつ伏せで安静にしなければならない。
痛くなっても困るし、会計にだって行けないし。
予定より施術時間が早まり 会社から直接行かなくてはならなくなったので
母に連絡をして いる物やお金を持って来て欲しいとお願いする。
母の返事は 「5時間も暇だし 私には晩御飯の用意もあるしなぁ・・」だった。
あぁ 私がバカでした。
あれほど 不妊治療は独りで戦うものと自分で決めたつもりだったのに。
昼食も取らず 必要なものを揃えに走る。

しかし後ほど母から やっぱりちょっと行くわ。と連絡が入る。
術後 私は村上春樹の新作をベッドで読んでいた。猛スピードで。
母も村上春樹が好きだ。
母が来るまでに読んで 貸してあげようと思っていた。
会計が閉まる5分前になっても母は来ない。
心配になって電話すると 「あのねぇ 妹がねぇ お腹痛いっていうからねどうしようかと
迷っていたらこんな時間なの。」
あぁ 私がバカでした。
あれほど 不妊治療は独りで戦うものと自分で決めたつもりだったのに。
看護婦さんに事情を話し 会計さんに病室までと取りに来てもらう。

母になりたい母を待つ女。
あぁややこしい。
2回期待して2回恥かしくなった。
秋だからですか。
秋だからですね。
by yurinekko | 2004-10-30 20:20 | 不妊


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